コンソールのベタベタ
ヨーロッパ車の車内でセンターコンソールやプラスチックの表面が
ベタベタになっているのを良く見かけます。
たぶん、紫外線などの影響だと思いますが、それとも日本の気候が
合わないのか・・・・・?
今回紹介する車は、アルファロメオのセンターコンソールと他2点です。
上の写真を見てもわかりますが、全体の表面がかなり酷い状態です。
ベタベタになった表面に、タバコの灰やほこりがくっついて掃除しようにも
どうしようも出来ない状態です。
こうなったら塗装をやり直すしかありません。
まず表面のベタベタを一度綺麗に剥がさないといけません。下の写真の
ように溶剤を全体に振り掛けます。
少し時間を置いて水をかければベタベタになった塗装が流れ落ちます。
残った塗装をスコッチを使って水をかけながら剥がしていきます。
剥ぎ終わったらしっかり乾かしてこれから塗装に入ります。
まず全体にプラスチック用プライマーを塗り、塗装のとまりを良くする為
サフを塗ります。
下の写真がサフを塗った上体です。
サフを塗るのと塗らないとでは、仕上りが全然違って来ます。
あとは色を吹くだけです。
塗装が完了し、最後にばらしたパーツを組み付けて作業が完了です。
パーツを組み付けてかなりいい感じに仕上がってます。
仕上りを見て、オーナー様にもかなり気に入って頂きました。
もし、同じような状態でお困りの方、一度ご相談ください。
2010年2月20日 カテゴリー: シートリペア